シェイクスピアは哲学書である

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こんにちは、かろりぃ(小野田)です。

最近、はじめてシェイクスピアを読んでみたので、
感じたことを書いてみようかなと思います。

ちなみに、読んだのは、
シェイクスピア四大悲劇の中でも
最高傑作と言われている『ハムレット』です。

名言が多いことで有名で、
Amazonでもシェイクスピアで検索すると
これが1番上に来るんじゃないかなと思います。

原文を読むのは大変なので、
Amazonのレビューで一番評価の良かった
新潮文庫のものを読みました。

はじめて読んでまず思ったことは・・・

―――――――――――――
どちらかと言うと哲学書だな
―――――――――――――

正直、「物語」としては
想像を超えるような劇的展開もなく、
そんなに面白くなかったです。
(個人的な感想)

なので、小説のつもりで読むと
あんまり楽しめないと思います。

ただ、「読みやすい哲学書」として読めば、
こんなに良い教材は滅多にないです。

純粋に物語を楽しみたい人よりは、
自分を高めたい人が楽しめる本だと感じました。

たとえば、こんなことが書いてあります。

――――――――――――――――
習慣という怪物は、どんな悪事にも
たちまち人を無感覚にさせてしまうが、
半面、それは天使の役割もする。

終始、善い行いをするように心がければ、
はじめは慣れぬ借着も、
いつかは身に付いた普段着同様、
おいおいお肌に慣れてくるものです。

――――――――――――――――
(シェイクスピア『ハムレット』新潮文庫)

こんなセリフ達が
何気ない会話の中でたくさん出てきます。

ついでにもう一つ、
理解に苦しんだこんなセリフも紹介。

――――――――――――――
思慮というやつは、
四分の一が「智慧(ちえ)」で
四分の三が「卑怯者」

――――――――――――――

これは、主人公の独り言でのセリフ。

ここだけ切り抜いたら、どう見ても哲学書。

哲学は、
人として美しく生きるために
学んだ方がいい学問です。

ただ、哲学書を読もうとすると、
説教されてる気がしてくるし
表現が難しくて読むのがヒジョーに大変。

ですが、シェイクスピア作品は、
どこか哲学書を感じさせながらも
物語の中に組み込んでいるので、
かなり受け入れやすくなってるんですね。

「哲学」と「物語」、
この2つのエッセンスを水で薄めたりせず、
原液のままシェイクして新しいカクテルを作った
ような。

そういう作品だな、と感じました。

そんなにページ数は多くないので、
もし興味があれば、物語というよりは、
生きる上で大切な「美学」を学ぶつもりで
読んでみてもらえたらなと思います。

ではでは、今回はこれで。
ありがとうございました!
  

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  • 2016 03.22

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小野田サトシ

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