宗教の断食から学ぶ「自信」の持ち方

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こんばんは、かろりぃです。
今回は、「自信の持ち方」という
よくあるテーマを宗教の視点から見てみようと思います。

あ、ちなみに最初に言っておきますと、
僕はなんの宗教も信仰していません。

世界には多くの長年続いている宗教があり
それを信仰する人が大勢いる以上、
それなりの知識は持っておくべきだなと思い、
なぜ宗教にハマるのか?の人間心理にも
興味あるので勉強してますが、僕自身は無信仰です。

とはいえ、いろんな宗教の
「お、この考え方はいいな」と思うものは
価値観に採用しているので、
無信仰、というのも違う気がします。

良いところ取りして融合させているので、
マルチな感じです。

マルチ宗教・・・

おや、なんだか余計怪しい響きになってきました。

さて、本題に入りましょう。

今回のテーマは、
=================
宗教の断食から学ぶ「自信」の持ち方
=================

「元気があれば何でもできる」
アントニオ猪木さんのこの言葉は、
よくモノマネされるくらい知名度あるわけですが、
これと同じような感じで、

「自信があれば何でもできる」
と言っても過言ではないくらい、
”自信”があるかないかは僕らに大きな影響を与えます。

自信がいかに大切か?
なんてことをココで熱心に語らずとも、
その重要性は周知の事実だと思います。

というのも、
「心に迷いがあると9割失敗する」わけで、
僕の感覚的にも、
行動に迷いがあるとだいたい失敗します。

分かりやすいのはスポーツだと思いますが、
シュート打とうかな?どうしよう?
という思いを振り払いきれずに
シュートを打つと、経験的に9割失敗します。

=================
「自信を持ってできるかどうか」
というのは、実力を磨くのと同じくらい
成功率を左右する要因なのです。

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じゃあ、どうすれば自信を持てるのか?

このテーマは、
あらゆる所で議論されていて
いろんな考え方が出てきています。

流行りの心理学的アプローチだと、

===================
あなたは生きてるだけで価値があるし、
生きてるだけで人の役に立ってる。
それに、あなたにはあなただけの才能がある。
そのことに気付こう。
===================

こんな感じですね。

僕自身、
こういう話をすることもありますし、
これはこれで正しいと思っています。

これで自信を持てる人もいるはずです。

ただ、議論は
正義と正義のぶつかり合いなわけで、
「もう1つの正しさ」もあります。

こちらは、さっきの例とは違い、
ゴリゴリ体育会系アプローチ。

=================
とにかく自分を磨く努力をしよう。

そしたら、
「これだけやったんだから
自分は変われてるはずだ」
と信じられるだろう。
=================

こんなスタンスですね。

そのときの時代の流れによって
どちらの意見が優勢になるのかは
交互に変わっています。
(時代の螺旋的発展)

で、今はアドラー心理学の後押しもあって
前者の心理学的アプローチが優勢
になっています。

さてさて、
ここで宗教を見てみましょう。

「自信が持てる」というのを、
宗教でいう「救い(ハッピーになれる)」に
置き換えて見てみる
と、こんな感じです。

=================
◆浄土教
「ナムアミダブツ」と
唱えるだけでハッピーになれる

◆浄土真宗
「ナムアミダブツ」を声に出さなくても
心の中で心から1回唱えればハッピーになれる
=================

どうでしょう?

なんだか、すごく簡単そうですよね。
だって、唱えるだけでいいんですから。

じゃあ、
みんなこれ信仰すればいいんじゃないの?

と思うかもしれませんが、
実際、そうはなってないわけで。

なぜか?

実はこれ、簡単そうに見えて
難易度「超絶ハード」
なのです。

だって、
ハッピーになるためにやることが、
「唱えるだけ」なんですよ。

言い方を換えれば、
たった一言唱えるだけで、
「救われた気分(ハッピー)」に
ならないといけない
わけです。

決して簡単ではないんですね。

では、他の宗教を見てみましょう。

================
◆イスラム教
→毎日5回礼拝して、豚肉は食べず、
ラマダーンの月には断食し、
お金のない人に寄付していればハッピーになれる

◆キリスト教
→聖書に書いてあることを軸に生きよ

◆仏教
→出家して修行して善行いっぱいして
悟りを開けばハッピーになれる
================

こっちは、前者とは違って
それなりに努力しないといけません。

ですが逆に、
これらの義務があることで
「自分はハッピーになれる」と
確信を持ちやすい
のです。

イスラム教の断食なんてキツいと思いますが、
でも、だからこそ、
「おれアッラーの言うこと守ってるもんね!」
と自分が救われることに確信が持てるんですね。

=================
「あなた自信持っていいですよ」
と言われても、なかなか心からは思えず、

それなりに努力した方が
心から確信できるのが人間の性なのです。

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なので、自信を持つための方法として、
「自分の価値に気付く」心理学アプローチも
効果あると思いますが、たぶん、
それだけで「確信」にまで至る人は
少ないんじゃないかなと思います。

だから僕は、
どっちのアプローチの方が正しい、
という考え方ではなくて、
どっちも正しいんだからどっちも取り入れようよ。

のスタンスを取るのがベストだと思っています。

=================
実際に行動したりお金を払ったりして
自分に負荷(前向きな)をかけつつ、
内面と向き合うことも忘れない。

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鋼のようなブレない自信を持つには、
この両方が必要なのです。

片足で立とうとすれば、
不安定なのは当たり前なんですから。

どんなに右足だけムキムキにしようと、
両足で立つ方が安定するに決まってます。

今は心理学的アプローチが優勢ですが、
なんだかんだ、負荷もかけた方が
本当に確信できるのが人間です。

ぜひぜひ、
もしどちらかに偏ってる気がするのなら、
もう片方の足も地面に着くようにしてみましょう。

それでは、今回はこれで!
ありがとうございました。

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  • 2016 09.28

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管理人

小野田サトシ

メンタルコーチ

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