自分の進むべき道を決めるには?

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こんばんは、かろりぃこと小野田です。

最近、
オルテガの『大衆の反逆』という本を読んでいて、
そこでこんなことが書かれていました。

――――――――――――――――――
我々の生きている時代は、
信じがたいような実現への能力が
自分にあることを感じながらも、
なにを実現すべきかを知らない。

我々の時代はいっさいの事象を征服しながらも、
自分を完全に掌握していない時代。

自分自身のあまりの豊かさの中に
自分の姿を見失ってしまったように
感じている時代なのである。
――――――――――――――――――

選択肢がたくさんあるのは豊かさだし、
実際、どんどん便利になって豊かになってるけど、
それゆえに自分を見失ってしまう。

と、そんなことを言っているんですね。
 
 
物質的な豊かさが、
精神的な豊かさになるとは限らない
のです。
 
 
前にどこかで話しましたが、
人は、根本的に損失を嫌がる生き物です。
~~~~~~~~~~~~~~~~

行動経済学で「損失回避性」と呼ばれる
人間心理があります。

同じくらいのメリットとデメリットなら、
デメリットを避ける選択をするんですね。
 
 
なにかを”選ぶ”ということは、
他の選択肢を”捨てる”ことになるので、
そうなると「あっちの方が良かったんじゃ・・・」となるわけです。

なので、
「自分で選べない・選ぶのに時間がかかる」
優柔不断な人が増えているのも、
現代が豊かになっている証拠なのかなと思います。
 
 
インターネットが登場したことによって、
時代の流れはどんどんスピードアップしています。

「新しい生き方」が次々に生まれてます。

「なんでもできる」
と言っても過言じゃないくらい、
僕らには可能性があるし選択肢があるのです。
 
 
でも、だからこそ迷いやすい。
 
 
――――――――――――――――――
今日の「生」は、過去の中に
自分の方向を見出すことができない。

自己固有の「使命」を
自分で発明せねばならないのである。

(※ここで出てくる「過去」は、
「自分の過去」ではなくて、
「歴史」という意味での過去のこと)
――――――――――――――――――

本の中でこう書かれているように、
未来の可能性が満ち溢れていて、
選択肢がたくさんあり迷いやすいからこそ、
歩んでいく方向を決める「道しるべ」が必要なのです。
 
 
その「道しるべ」には、
僕は2つの方向性があると思っています。

◆自分は、こう生きたい
◆自分は、こうは生きたくない

このどちらか、
もしくは両方が必要。
 
 
「こう生きたい」がいくつも集まれば、
それはユニーク(唯一)になるし、

「こうは生きたくない」が集まっても、
それもユニークになります。
 
 
「自分には無理だ」という思い込みを外せば、
僕らにはたくさんの選択肢があるし、
何にでもなれる可能性があります。

ですが、
「道しるべ」がないと選ぶことが難しいし、
選んだとしても隣の芝が青く見えたりしてしまいます。
 
 
なので、
ある程度の方向性を決めないといけないんですが、
それは「自分には無理だ」の思い込みで決めないこと。
 
 
◆自分は、こう生きたい
◆自分は、こうは生きたくない

このどちらか、
もしくは両方で決める「道しるべ」をもつことが、
今の時代で精神的にも豊かに生きるために
必要なことなんだと思います。
 
 
ではでは!
今回はこれで。

ありがとうございました。
 
 

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  • 2015 10.28

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管理人

小野田サトシ

メンタルコーチ

「メンタルが変われば根本から人生の質は激変する」を信念に、メンタルスキルについて発信。

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