※これは、「Suona」の
お試しコンテンツです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
どうも、かろりぃ(小野田)です。
Suona読書サークル通信の時間です。
今回から、第4の習慣である、
【WIN-WINを考える】に入っていきます。
ここも2~3回に分けて
書いていこうと思います。
ここではいくつかのパラダイムが
書かれていて、その中でも、
WIN-WINに考えるのが良いよね、
という話がされています。
※パラダイム:
言葉や行動に影響を与える思考の枠組み
いくつかのパラダイムの内、
WIN-WINの次に紹介されてるのは、
WIN-LOSEのパラダイムです。
「自分が勝って相手が負ける」
というパラダイムですね。
これ重要ポイントなんですが、
学校や社会の仕組み上、
ほとんどの人はこのパラダイムにいます。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
学校のテストで順位が付けられたり、
部活で試合をしたり、会社で評価されたりして、
自然とWIN-LOSEになっていくのです。
これは、その人が悪いわけじゃなくて、
教育システムの問題なわけですが、
このWIN-LOSEでいると
どんな問題が出てくるのか?
それについてこう書かれています。
==================
条件つきの愛を受け入れた子は、
愛は努力しなければ得られないものだと
考えるようになり、その裏返しとして、
自分はもともと価値のない人間だ、
愛されるに値しない人間ではないのだと思ってしまう。
だから自分の価値を内面ではなく
外側に求めるようになり、
人と比べて勝っていること、
誰かの期待に応えられることが
自分の価値になる。
==================
これを要約すると、
「自分に自信がもてない」になるのです。
勝てば自信もてるんじゃないの?
と思われるかもしれませんが、
勝ったら勝ったで上には上がいるわけで、
「もっと!もっと!」とキリがないんですね。
だから、客観的に見たら
成功者と言われるような人でも、
自信がなくいつも怯えてたりするのです。
さらに、このWIN-LOSE・・・
勝ち負けのパラダイムでいると、
人の幸せを祝福できなくなる
~~~~~~~~~~~~~
嫉妬や羨望感に襲われるのです。
というのも、
勝ち負けのパラダイムで生きていると
目的がすり替わります。
たとえば、
「テストで90点取りたい」
という目的だったはずが、
↓
「あの人に勝ちたい」
にすり替わるのです。
こうなるとどうなるか?
~~~~~~~~~~~
自分以外のすべての人が、
「敵」に見えてくる。
~~~~~~~~~~~
一緒に戦う「仲間」だったはずが、
いつの間にか「敵」になってしまうのです。
そうなると、
敵の幸せは喜べないわけなので、
他の人の幸せを祝福できなくなるのです。
これは、その人が悪いわけじゃなくて、
教育システムによって、
勝ち負けのパラダイムが染み込んでいるから。
このパラダイムから抜け出すには、
競争するなら、
他の誰かとではなくて、
過去の自分とにすること。
誰かに勝たなくても
あなたにはもう価値があるし、
負けてもあなたの価値が下がるわけじゃない。
と気付くこと。
幸せは外側には落ちてなくて、
自分の内側で決めるものだと気付くこと。
僕自身、勝ち負けパラダイムは
かなり根強く染みついてました。
築40年のアパートの
お風呂場のカビくらいに
深く深~く根付いてました。
中学・高校生の頃を思い出すと、
完全に周りを敵とみなしてましたね。苦笑
ですが、そんな自分に気付いてから、
心の中では「くっ」と思いつつも、
意識して「おめでとう!」
と言うようにしたのです。
「人を祝福できる人間になりたいな」
という思いに正直にしていました。
~~~~~~~~~
それから5年くらい経ってようやく、
競争なんてどうでもいいな、
と思えるようになってきました。
僕はかなり深かったので、
多分、ここまで時間のかかる人は
少ないと思いますが、
それでも、
「明日から」なんてものではありません。
間違いなく年単位はかかると思います。
今の時代、健康についての知識も深まって
昔より人生は延びているわけですから、
焦らず、じっくり自分を煮込んでいきましょう。
煮込みが浅いと、
薄い味になっちゃいますからね。
グツグツ煮込んで
深みのある味にしていきましょう!
ではでは、今回はこれで。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~